訪問リハビリマッサージとは
訪問リハビリマッサージとは、あん摩マッサージ指圧師(国家資格者)が、医療上マッサージを必要とする症状があり、歩行困難や寝たきり等により通院が難しい方のご自宅や施設へ訪問してマッサージを行なうことを言います。
主治医の同意のもとで行なう医療上必要なマッサージなので、健康保険(療養費)の対象となります。
このマッサージは、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」(昭和22年12月20日 法律 第217号)に則り行われ、厚生労働省の「通知」により運用されています。
- 寝たきりの生活により、筋力の低下や関節拘縮(かたくなる)が目立ってきた。
- 脳卒中の後遺症などで筋肉や関節が硬くなってしまった。
- 筋肉のこわばりが強く歩行時に関節の痛みが強い。
- 全身の筋肉が硬く歩きにくい。また、手の震えが気になる。
- 血流が悪く手足のシビレや痛みがある。また、足のむくみが気になる。
- 訪問リハビリを受けたいが、介護保険の枠いっぱいで受けられない。
訪問リハビリマッサージの内容と効果
患者様の体調や症状に合わせて、あん摩マッサージ指圧師がマッサージをいたします。
マッサージによって症状を緩和し、QOL(生活の質)の向上を目標としています。
訪問リハビリマッサージでは次のような効果が見込めます。
- 拘縮した筋肉と関節の動きをよくする。
- 血液の流れやリンパの循環をよくする。
- 痛みをやわらげる。
- 運動機能を保持、または改善させる。
あん摩マッサージ指圧師について
マッサージを他人に行うためには、主に厚生労働大臣指定の専門学校で3年以上、知識・技能を修得し、卒業後あん摩マッサージ指圧師の国家試験に合格し、免許を取得しなければなりません。
ヘルス鍼灸マッサージセンターでは、スタッフ全員が「あん摩マッサージ指圧師」の免許を取得しており、経験も豊富なスタッフが揃っております。
主に訪問治療の対象となる方
対象となる症状
「一律にその診断名によることなく筋麻痺・関節拘縮等であって、医療上マッサージを必要とする症例」と国から通知されています。
東京都の場合、「筋麻痺」「関節拘縮」「筋萎縮」「筋力低下」等があり、寝たきり・歩行困難その他、医療上マッサージを必要とする症状があり、寝たきり・歩行困難の方が対象となります。
*上記の他、多数の症状が対象となりますのでご相談ください。
主な病名(病名に関しては特に決まりはありません)
脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)後遺症 | 脊柱管狭窄症 |
パーキンソン病 | 筋ジストロフィー |
関節リウマチ | 脳性麻痺 |
変形性関節症 | 骨粗鬆症 |
廃用症候群 | 脊髄損傷 |
骨折後遺症 | 側弯症 |
その他の難病 |